2005年7月17日(日)

エピソード5 はてな時代

<2004年8月〜2005年5月>

■「日記」ではなく、ターゲット層が読みたくなるもの・ターゲット層にアピールしておきたいエントリを増やそう。

→HPデザインのアイタス営業日報/北海道札幌市を拠点とするWebサイト制作会社の日記ブログ・社長も書いてるよん(はてなダイアリー起用時代)


タイトル変遷をご覧いただくとわかりますが、CMSでの情報発信に以前より力が入り始めており、検索エンジンでの引っかかりなんかを気にしています(それまで、営業日報については結構「見られていても見られていなくても別にどうでもいい」感があったのです)。

「量は質を凌駕する」という観点で、基本姿勢はまだ「とにかく情報出していこうよ」だったものの、

○アイタスがやっている仕事を具体的にイメージしてもらえるような内容を増やす

○特定のターゲット層を意識してコンテンツ群を用意する(ex. [迷える不動産業者のための十ヶ条][北海道内中小企業経営者へ贈る儲かるWebサイト100のヒント入門編]

ことを考えました。テーマは「脱日記」です。

受注業務でゾンビ化していたこともあり、営業日報は数ヶ月更新無しの状態が続きました。

営業日報再開にあたり、「そうか。これ(はてなダイアリー)ってブログだったんだなー」と今さらながらにあらためて気がつき(はてなダイアリーは当初、いわゆるブログとは少しおもむきの異なる方向性があったように思いますし、この時期ゾンビ化していたアイタスはブログに関する状況認識がWeb制作業界の平均レベルで見ると数ヶ月単位で遅れていました)、急ぎ、ブログ関連の状況把握をし、戦線復帰しました。

同時に、ビジネス面でブログを活用している事例を探し、「具体的なメリット」(アイタスで言うと、問い合わせ・依頼増加、売上増加です)をブログで出すためにはどのようなエントリを増やすべきか整理しました。


ブログのビジネス活用で見られるパターンとして

○匿名 or 実名(ビジネスとしてのアプローチ可能なユニークなハンドル含む)で書いているブログ

○読み手にとっては便利だったり役にたったりする「有用」なエントリが多いものの、「この人に仕事を依頼したい」とは思わせてくれない、決め手に欠ける「行動を喚起しない」ブログ

○実用性には欠けていても「読むとおもしろい」「興味深い」エントリが続き、読み手を楽しませてくれる。人気もある模様。が、意外にも前項同様、ビジネスへはつながらないと想像できるブログ

○ビジネスについてのエントリが多いものの、門外漢には難しい内容であったり書きかたであったりして、読み手が「敷居が高い」と感じ、行動するための心理的障壁になっているブログ

○以前のアイタス営業日報同様、「とにかく書いてみる」ことにトライしている時期で、書き手の日常的な日記・雑記になっているブログ。


アイタスではブログに対する自社での熱心な取り組みが遅れていたのが逆に幸いし、ビジネスでブログを活用している先行事例の類型化が思ったより簡単に行えました。

これら分析をもとに、エントリの内容をチューニングし始めました。

このはてなダイアリ時代を経て、自社サイトや営業日報ブログをご覧になった企業からほぼ毎日問い合わせや依頼があり、売上に結びついている『儲かるブログ』状態のココログ時代へ進みます。


<石川@アイタス

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