2006年11月 2日(木)

昨今のWebデザイントレンドから見るアイタスのデザイン思考

アイタスの社内のグループウェアでは、仕事上の情報共有のみならずネット上の事象やニュース、業界の動向的なものをクリップしていますが、その中でひとつ気になった記事があります。


PingMag ウェブデザインのトレンド:死の宣告


記事の最初にあげられている、特にデザインを重視したっぽいサイトによく見られる小さい文字のピクセル・フォント。このサイトで述べている内容と同様に、アイタス内で大切にしている考えではNGが出ます。

担当者個人のなかだけにある主観でサイトを作らずに「見る側への配慮」が優先して考えるので、背景の色と同化しすぎて認識しづらい文字列だったり、文字間のカーニングをせずに、漢字・カタカナの隙間が一定じゃない時も、スタッフから指摘が飛んできます。

少数人数でやっている制作会社では、担当者がサイトを決定する舵取りをすることが多く、あらゆる要素は担当者の知見にゆだねられるパターンが多いです。

会社内での情報共有や体制によって隔たった知識はある程度カバーできますが、デザインをする・ディレクションをする人は、幅広い知識であったりネット上のトレンドなど、引き出しを常にいっぱいにする観察力・洞察力が必須ですね。


ところで、先ほどあげたサイトの記事の中には、ピカピカしたグラフィック上の処理もあげられています。仕事上、合間合間にいろいろなサイトを見回ることをしていますが、最近はこのパターンのサイトがほんとに多いですよねぇ…。

確かにピカピカ処理をすると質感的にはアップし、それっぽいサイトには仕上がりますが、ここまで多くなるとちょっと考え物。人によっては、サイトに求められる要件を掘り下げずに、「とりあえずピカピカでヨロ」な思考に定着してしまう可能性もあります。


マンネリ化・ルーチンワーク化させずに、サイトごとクライアントごとに求められるそれぞれのデザイン処理ができると、サイトに来訪して印象も変わりますし、そこには「シズル感」も生まれて、結果、サイトからの反応に繋がっていきます。


ちなみに、今日も今進めている案件のサイトデザインについて担当者といろいろ協議していました。


個人としてではなく「チーム」で進めることで、より客観的なポイントを突いたデザインをする。


アイタスが胸を張って言える、他社とは違う優位点のひとつかもしれません。


<長崎@アイタス

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