2007年3月17日(土)

フェアであろうとすること

代表 石川
こんにちは。石川です。


私は27歳か28歳で独立(正確には単に会社勤めをやめてしばらくぶらぶらしようとしていたのですが、たいへん優秀な私を世間が放っておくわけもなく、振っていただく仕事をお請けしているうち今に至ってしまっている)しておりまして、世に生かされて今のところ生き残っています。

ありがたいな。運がいいなというのが実感です。

独立してから12年として、144ヶ月。毎月「あぁ、今月もなんとか生き延びた」という感じです。

約5万2500日。明日もご飯が食べられるようにと、毎日、刻々と変わる状況に対し、未経験のこと、苦手なこと含め、取り組んできました。

経験済みのこと、できることだけでは、乗り切れないんですよね。


そのようなサバイバルの日々において、多少、私がこだわっていたかもしれない事項があります。

それは「フェアであろう」という意志です。

「フェアであろう」などというのは、青臭い考えです。理想論。

それでも、時に私は「フェアであろう」という意志を優先してきました。商談相手に、従業員に、そして自分に理想を説きました。「妥協すれば、受け入れれば、この場は楽になる」という局面では、大抵の場合「フェアであること」に踏みとどまりました。

結果、失ったつながりや取り引きも少なくありません。

しかし、矛盾するようですが、だからこそ私は生き延びました。

「フェアであること」を支持してくれる人だって、世の中には少なくないからです。そういう人に、取引先に、私は生かされてきました。


北海道・札幌でアイタスという会社が存続しているのは「まぁ、そういう青臭いお馬鹿な会社があってもいいんじゃない?」という、ある種の地域的な健全性の現れであると思います。

逆説的には「ほーれ見ろ、そんな甘いこと言ってるから」といった事態を招き、フェアであろうとすることなんてやっぱり不利なんだ・無理なんだと、うつむいてしまう人を増やさないようにするのが、託された使命であると認識しています。

正々堂々と。フェアに。だからこそ支持され、勝利できる。

この真理を証明し続け、一人でも多くの北海道民・札幌市民に「あぁ、そんなことが可能なんだ」と気づいていただけるよう、思い出していただけるよう、勉強し、実行し、熱意を保ち続けたいと思います。


経営者はあまり語りませんが、会社経営は己の美学・ロマン・倫理観との戦いです。特に倫理観。モラル。

自己のモラルに目をつぶると、経営において使えるカードは格段に増えます。

それを禁じ手として封じ続けるために、他の経営者はわかりませんが、私は多大な精神力を要しています。

私が日頃ヘラヘラしていたり、虚空を見上げボーッとしていたり、奇声を発したりしているのは、精神内部で激烈な戦いをしているからなのです。そうなのですスタッフ諸君、取引先各位。少しくらい奇行があっても許してくれよ。

その甲斐あって今日も「それカッコ悪いからやめようよ」と、正常な判断ができているっしょ。この一言発声するのが私の仕事だから。


貧すれば鈍する。そうならないためには健全な売上と利益を維持しなければなりません。ウチが貧すれば北海道・札幌の希望が失われてしまうではありませんか。

北海道民・札幌市民に元気を与えるため、何卒よろしくお願いいたします。


<石川@アイタス


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