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こんにちは。石川です。
このブログは役目を終えて更新終了していたのですが、ぜひお薦めしたい本がありまして。
仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本
みなさんそれぞれの仕事観をお持ちのことと思います。私は「どうせ仕事するなら、楽しく仕事したい!」といったところです。
二十代で独立した私は「フリーランス」であることに、割とすぐに飽きてしまいました。
元々、プライベートではバンドをずっとやっており、バンドの活動資金を捻出するために潜りこんだ勤め先でも編集者として働いておりました。
ソロ指向ではなく、チーム指向ということですね。
さまざまな得意分野を持った人が集まって、ひとつの目標へ向かっていくのが好きなんです。
フリーランスの仕事もひとりでは完結しません。私がやっていた仕事の分野でいえば、クライアント・カメラマン・取材先・デザイナー・エンジニア等々と協力しないことには目的地へたどり着かない。
これはこれでチームプレーなのですけれど、より密接な、濃密な、ダイナミズムあふれるチームプレーがしたくなっていきました。
そこで、チームの母体となる会社を用意してみたり。
社外の仲間づくりとして、モチアジドットコムという枠組みを提示してみたり。
ネットで登録・閲覧できるSOHOのデータベースをつくってみたり。
あー、なんつーか、さびしがり屋なのでしょうか。
チームを組んで、わいわいやりながら、楽しく仕事したい。チームプレイを満喫したい。
これがアイタス設立の動機となっています。
あれから40年。
今、当社は「楽しくチームで仕事ができる」コンディションにあるのかどうか。
スタート時のワクワクドキドキしていた気持ちを私は持ち続けているのか。
「楽しもうぜ!」と呼びかけ集まってくれたスタッフは、楽しめているのか。
どうなんだろう。
この『仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本』は、チームで楽しく仕事をするためのさまざまなポイントが提示されている本です。
読んで今すぐ実行できることがあります。
「自分たちのチームでどのようにアレンジしようか」と考える項目があります。
「そうだよな。こういうこと、こういう気持ち、忘れていたな」と、思い出される基本があります。
楽しい会社にしたいと腐心している(つもりの)私にとっては、すべてのページに金言がつまっていました。宝箱のような本です。
著者は「ぷよぷよ」などのゲームを世に送り出したゲーム業界の人で、この本では「プロジェクト」「仕事」を「冒険」としています。読者は「勇者」です。
「冒険の途中、迷ったり、悩んだりすること、そのことそのものが、冒険の醍醐味だ。冒険の楽しみだ」
「仲間と試行錯誤して、チャレンジして、それを楽しんで、冒険を通じて成長していく。そういった冒険そのものが、最大の宝だ」
「冒険の結果、手に入れた宝物よりも、冒険そのものが最大の宝なのだ」
著者米光一成さんのメッセージは、仕事から得られる報酬について、明確に提示しています。
では、具体的には、どうしたら冒険を、仕事を楽しめるようになるのか?
この本で示されている重要なヒントのひとつに『冒険の地図』をつくるというものがあります。
『冒険の地図』は、パーティが冒険を続けていく中、何度も書き直します。
冒険の現況に則してアップデートしていく『冒険の地図最新版』には、しかし、だからこそ『最初にワクワクドキドキしながら書いてみた冒険の地図バージョン1』にあった「とても大切なこと」が抜け落ちる可能性があります。
そこで、適時『冒険の地図バージョン1』を見直してみる。
多くのチーム、会社には、必ず、確かに『冒険の地図バージョン1』があったはずですね。どこかにしまい込んで探せなくなっていたりするかもしれませんけど。
「楽しい冒険するぜ!」と当社を立ち上げたはずの私も『冒険の地図バージョン1』を紛失しかけていました。
その代わりとなってくれるのが『仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本』です。
「お、そうだった」と初心に返るきっかけとなります。この本自体が「すでに冒険を進めていて、でも冒険の地図を無くしてしまったドジっ子勇者」のための『冒険の地図』になっているわけです。この構造の秀逸さ。
さわやかで、勇気が出てくる読後感。ビジネス書として、また、そのジャンルに限定しなくても、今年最良の一冊であると、自信を持って多くの勇者におすすめします。
<石川@アイタス>
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