Web活用備忘録

そのWebサイトの目的は何なのか? なぜつくるのか?

2008 年 2 月 19 日

アイタス石川
こんにちは。石川です。

デジタルハリウッド札幌校さんの『クリエイターズオーディション2008冬』へ参加してきました。いい人いたら熱烈スカウトしたいななんて考えつつ。

ウチのスタッフには行けるときに行ってもらっていたのですが、わたし自身が発表会へお邪魔するのはたぶん数年ぶりくらいで、上記リクルーティング観点もあり、かなり期待&楽しみにしていました。

以下、思ったことを。

1.どの発表者もプレゼンが上手
皆さん、手慣れた感じでした。プレゼンそつなくできるのはうらやましいくらいです。私は毎度始まる前は「ああもういいや。このままプレゼンしないで逃げよう。高瀬ごめん」で、逃げそびれてプレゼン初めても「えーあーうー」の連発で、終わったあとは「今日の記憶が無くなりますよーに」と壁に頭突きしてさらに落ちこむという痛ましい行いの繰り返しですから。どうしたらプレゼン上手になるんでしょうかねぇ。

2.Webサイトのデザインとして非常に丁寧な作業をしている
この点はとても好感を持ちました。

3.デザイン力も感じられる
デザインセンスがあるなと思わせてくれた人も数人。

4.テクニックもなかなか
Flashその他のパーツ作成スキルがあるんだな、と。新しいことに挑戦している人もいて、ここも好印象。

5.コメントが的確
これは発表者ではなく、発表者一人に対してゲスト企業側が一人、寸評をしていたのですが、どなたも的を射ている内容で。

一方、このへんが共通する課題かなと。

A.そのサイトの目的は?
なぜそのサイトをつくるのか?(依頼主はなぜサイトを求めているのか?)そのサイトの構成・デザイン・表現手法は、何のためか?

このへんの、ビジネスでWebサイトをつくる上での大命題が欠落もしくは優先順位としてかなり低めにリストされていたかなと。

B.その目的を満たしつつ、制作期間を半減させられるか?
実際のところ、業務で与えられる制作日数は、おそらく三分の一から四分の一だと思われます。制作期間≒コスト≒請求金額ですから、デザイナーとしてメシを食うためには、目的への到達度は落とさず、いかにスピードアップできるかかなと。

C.“Webサイト”というメディアに対しての解釈が、やや古めかも
Aとも関連する部分なのですが。デザインが結構良いだけに、固定のデザイン物として閉じた世界で完結してしまっているというか。現在のWebサイトにはもっとダイナミズムが求められています。最終的に閲覧者にしてもらいたい行動=目的=今風にコンバージョンへ殉じるのがサイトの存在意義でありまして。身につけたアプリ操作を何のために行うか。表現・手法は目的を叶える装置として機能しているか。このへんがかなり気になりました。

D.今回、対象としたクライアントによって、損得かなりあったかも
発表者各々が異なる対象のサイトを制作していたのですが、オーディション観点で言うと、同一の対象にどのようなアプローチのちがいが出るかといった形式のほうが、力の差をつかみやすいかもしれません。

おそらく、課題方面の話は個々人の問題というよりは、別なところにあるんだろうなと。まぁ、ヒゲづらが勝手なことを言ってるだけなんで、あまり気にしないでください。

あ、あと

E.プレゼン時に少しだけでも客席側の照明を残して欲しい
メモできないっすよ。

なんだかんだと書きましたが、イベント進行含め、総じてレベルは高かったと思います。そして、皆さん若くてびっくり。将来有望なのでは。

良かったらウチの求人にも応募してね!

<石川@アイタス

このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加このエントリをNifty Clipに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをChoixに追加このエントリをnewsingに追加

カテゴリー別一覧

 

キーワード

CMS アイタスの取り組み アイタスってなんだす 動画 Web活用 採用 書籍 セミナー・勉強会 Web施策に力を入れたい 新人スタッフ WordPressで企業サイト構築 Webサイト制作会社 実店舗への集客につなげたい ブランディング確立 魅力や特徴をわかりやすく伝えたい 講座 社内勉強会 ビジネスブログ 事業に活かしたい 企画立案