Web活用備忘録

Webサイトを中心とした綿密な企画のインパクト

2008 年 9 月 8 日

こんにちは。アイタスイベントチームです。

去る9月6日(土)に開催された『北海道WEBコン Festa 2008 「夏祭り!アドビ特集」powerd by CSS Nite』に参加してきました。

Webサイト制作に欠かせないツールであるAdobe製品の新しいバージョンについて、たいへん勉強になりました。Adobe新製品紹介をメインに盛り沢山な内容のなかで、普段、企画営業の仕事をしている私が個人的に最も印象に残ったのは、ビーコン・コミュニケーションズの渡辺 英輝氏のお話です。タイトルは『次世代広告型コミュニケーション』。

まずは自己紹介ということで、渡辺さんがこれまで参加してきたプロジェクトの数々がプロジェクターに映し出されます。NIKEとのプロジェクトである『ブカツブログ』『JUST DO IT キメワザバトル』。これがとてもかっこいいんです! 直近のお仕事は『ヴィダル・サッスーン』のプロモーション制作。たくさんの異業種とコラボレーションをしていてとても綿密な企画でした。

このサイト、フルFlashの動画のスタートで幕をあけます。内容は安室 奈美恵のプロモーション・ビデオ。

このPVのテーマは60年代のファッション(マリー・クワント)・音楽(ビートルズ)・ヘアースタイル(ヴィダル・サッスーン)ということで、当時のファッション・文化のアイコン的存在である各々を現代のアーティストやスタイリストにおきかえて制作されています。

○ファッションは世界的有名なスタイリスト(映画『プラダを着た悪魔』などを手掛けた)のパトリシア・フィールド

○音楽は安室 奈美恵

○ヘアースタイリストはヴィダル・サッスーンのトップスタイリスト(お名前は失念してしまいました)

カラオケのムービーを携帯用に作成して参加したかたに配信したり、駅に貼るポスターからこのPVの着うたをダウンロードできるしかけを設置したりと、いろいろなアイデアを他の業種と組んでおこなわれました。

さてこのビッグな内容のセミナーでなにを学んだのかといいますと、それは企画を綿密に練る重要さです。

いままで参加したプロジェクト作品の事例においても、ヴィダル・サッスーンのプロジェクトにしても、Webサイトを中心とした企画となっています。中心にWebサイトがあり、そのまわりにTV広告や紙媒体の広告、消費者参加などが樹形図的につながっていきます。

お話の結びで渡辺さんは「『次世代型広告コミュニケーション』とは、消費者と企業ブランドをより密接に結びつけることだ」とおっしゃっていました。

Webサイトを中心に様々な業種とコラボレーションしていく企画のアイデア性や綿密さにおどろき、また感動しました。きっとこれらの広告はいろいろなところに良い影響を与えているのだとも思います。企画営業職として学ぶべきことが山のようにあると改めて考えさせられました。

末筆になりますが、主催のWEBコンソーシアム様、アドビシステムズの西村様、アンカーテクノロジーの神森様、スイッチの鷹野様、24-7の古本様、ビーコンコミュニケーションの渡辺様、その他運営スタッフの皆様、多忙なところ、貴重な体験をさせていただきまして本当にありがとうございます。

<アイタスイベントチーム@アイタス

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