Web活用備忘録

結局、企業Webサイト担当者がまず知らなければならないこととは何なのか?

2010 年 6 月 2 日

アイタス石川 こんにちは。石川です。


4週にわたって展開してきた『ホームページ3倍活用講座』、いよいよラストです。

企業のWebサイト制作には多くの誤解がつきものです。特に、初めてサイトをつくる人は誤解に気づける機会がなかなか得にくく、途中で挫折したり、完成しても使い道のないものとなってしまったりします。


今回の講座は「ホームページをこれまでより3倍活用しよう!」といったテーマだったのですが、実際には受講者の多くが「これからホームページをつくってみようと考えている」段階でした。

一足飛びに3倍の話を展開するのは無茶すぎるわけで、講座初回以降に把握できた受講者属性を踏まえて急遽軌道修正した講座内容は、総じて「これから企業ホームページを初めてつくるのであれば、こういったことに注意しよう」といったものにしました。おそらく、誤解している事項がたくさんあると思うので。


以下は、さらにそのまとめ、企業のWeb担当者となったときにぜひ知っておいてもらいたい事項となっています。



1ページの「作り込み」より、100ページの情報を出せる「仕組み」
「つくる」のではなく「育てる」のがWebサイト
→ 子育て
→ 農作物
→ 友情
→ 手塩にかける
→ だから、固定化した「きれいなデザイン」を整えるだけではダメ
「広報」と「広聴」の両輪があってはじめて先へ進める
Webサイトとは「友だち100人できるかな」プロジェクトである
→ それを見ている沈黙層がたくさん
99%の中小企業(企業と表記するが官民法人個人問わず)に必要なのはブログとGmailアカウント(Googleアカウント)
→ それでユーザーから求められるほとんどがそろう
解析ツール(Google Analytics)
オフィス書類(ワープロ・表計算・プレゼン)
アンケートフォーム
地図
写真・動画(Picasa・YouTube)
Webサイトは「フォーマット」「テンプレート」。
→ 個別につくっていては100ページを用意できない
ユニークなデザイン(使い勝手)を指向しない
→ そのサイト独自の使いかたを覚えなければならないようなつくりは多くのユーザーを遠ざける
→ 注力すべきは「中身」であって、その中身を入れる「入れ物」は「よくある感じ」に
→ サイトのデザインをユニークにする(操作に学習が必要なものとする)= エレベーターのボタン(位置・レイアウト・操作感)やドアノブ(位置・操作感)をユニークなものにするのと同じ>使う人がとまどうだけ
「見た目のデザイン」ではなく「運用体制のデザイン」を。
→ だから、ブログ + Google(クラウド)
「運用体制のデザイン」= SPD(See・Plan・Do)の高回転化
「自社のサイト、どうするか」だけではなく「競合他社のサイト、どうなっているか」をしっかり行う
→ 競合他社サイトを研究すべし
→ 良い試みは真似る
→ 他社から真似られるようになるくらいまで、どんどん他社を真似すべき
「誰のためのサイトか」を明確に
→ 優良お得意さまの顔を思い浮かべ、その人がなにを望んでいるか考える
→ 聞けるなら実際に聞く
「絞りこむ」ことがとても大切
→ 「たくさんの人に」では、結局、誰も必要としないものになってしまう
→ 「あの人に」と絞りこむと、あの人以外も見る・使う・反応する
「世界へ向けて」ではなく「知り合い・ご近所へ向けて」。
ネット上の人の流れが変わってきている
→ ツイッターからWebサイトへ来る
→ ツイッターユーザー = 新しいものへの感度が高く、消費意欲もあり、おもしろがり気質で、ITリテラシも高い → といった層へなにができるか?
「Webデザイナー」「Web制作者」から、「Webコーディネーター」「Web利活用者」的なものへの変質が進む
→ これからサイト制作・施策に携わっていきたいのであれば、豊富な「ネット経験」が不可欠。
→ Webデザイナーなのにネットのことさっぱりという制作者は意外と多い
「ウチは特別」(ウチの場合は〜・ウチは特殊で〜・この業界は〜・ウチの上司は社長は〜)と言わない
→ 考えない・行わないことの言い訳でしかない


1ページの「作り込み」より、100ページの情報を出せる「仕組み」


「つくる」のではなく「育てる」のがWebサイト

→ 子育て

→ 農作物

→ 友情

→  → 手塩にかける・手間暇がかかる

→  →  → だから、固定化した「きれいなデザイン」を整えるだけではダメ


「広報」と「広聴」の両輪があってはじめて先へ進める


Webサイトとは「友だち100人できるかな」プロジェクトである

→ それを見ている沈黙層がたくさん


99%の中小企業(企業と表記するが官民法人個人問わず)に必要なのはブログとGmailアカウント(Googleアカウント)

→ それでユーザーから求められるほとんどが揃う

  • 解析ツール(Google Analytics)
  • オフィス書類(ワープロ・表計算・プレゼン)
  • アンケートフォーム
  • 地図
  • 写真・動画(Picasa・YouTube)


Webサイトは「フォーマット」「テンプレート」

→ 個別につくっていては100ページを用意できない


ユニークなデザイン(使い勝手)を指向しない

→ そのサイト独自の使いかたを覚えなければならないようなつくりは多くのユーザーを遠ざける

→ 注力すべきは「中身」であって、その中身を入れる「入れ物」は「よくある感じ」に

→ サイトのデザインをユニークにする(操作に学習が必要なものとする)= エレベーターのボタン(位置・レイアウト・操作感)やドアノブ(位置・操作感)をユニークなものにするのと同じ>使う人がとまどうだけ


「見た目のデザイン」ではなく「運用体制のデザイン」を

→ だから、ブログ + Google(クラウド)


「運用体制のデザイン」= SPD(See・Plan・Do)の高回転化


「自社のサイト、どうするか」だけではなく「競合他社のサイト、どうなっているか」をしっかり行う

→ 競合他社サイトを研究すべし

→ 良い試みは真似る

→ 他社から真似られるようになるくらいまで、どんどん他社を真似すべき


「誰のためのサイトか」を明確に

→ 優良お得意さまの顔を思い浮かべ、その人がなにを望んでいるか考える

→ 聞けるなら実際に聞く


「絞りこむ」のがとても大切

→ 「たくさんの人に」では、結局、誰も必要としないものになってしまう

→ 「あの人に」と絞りこむと、あの人以外も見る・使う・反応する


「世界へ向けて」ではなく「知り合い・ご近所へ向けて」。


ネット上の人の流れが変わってきている

→ ツイッターからWebサイトへ来る

→ ツイッターユーザー = 新しいものへの感度が高く、消費意欲もあり、おもしろがり気質で、ITリテラシも高い → といった層へなにができるか?


「Webデザイナー」「Web制作者」から、「Webコーディネーター」「Web利活用者」的なものへの変質が進む

→ これからサイト制作・施策に携わっていきたいのであれば、豊富な「ネット経験」が不可欠。

→ Webデザイナーなのにネットのことさっぱりという制作者は意外と多い


「ウチは特別」(ウチの場合は〜・ウチは特殊で〜・この業界は〜・ウチの上司は社長は〜)と言わない

→ 考えない・行わないことの言い訳でしかない


↓上記各項をパワーポイント既製テンプレートに流し込んでページ分けしただけですが、参考まで。



【関連】
札ビル物語(営業日報)

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