Web活用備忘録

自治体サイトに求める故郷を応援したくなるWebサイトづくり

2008 年 10 月 28 日

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こんにちは。企画・営業の高瀬です。

20世紀少年が映画化されたこともあり、以前から気になっていた原作単行本を一気読みしてしまいました。読みながら、子供の頃に遊び呆けていた思い出と故郷の風景を思い返したりして。

盆と正月くらいは帰郷する私ですが、帰ったところでそれほど故郷の空気に浸るわけでもなく、あれこれと雑事に追われて休暇が過ぎていくような状況です。

最近、依頼案件を通して『ふるさと納税』について知る機会がありました。故郷のために寄付ができる制度です。在住者以外の人が寄付した場合、特典を寄与する自治体もあるようですね。私の生まれ故郷でも、1万円以上の寄付で特産品をくれるとサイトに画像付きにPRされていました。

まだこの制度には、法整備もこれからで賛否両論もあるようです。では、自治体がふるさと納税を推進する上でなにが必要でしょうか、故郷を後にした人に対して生まれ育った町の様子や動きを伝えることが必要なのではないかと故郷を離れて暮らしている者の一人として私は考えます。

私のふるさとの自治体サイトを見たところ、在住者向けの情報は整備されていると思いました。気になる広報コンテンツは広報誌をPDFでダウンロードしなくてはならず、あえて見ようとは思えませんでした。もっとも知りたいところでしたが。

自治体が運営するWebサイトは、故郷を応援しようと感じさせる内容であるべきかと思います。

自治体職員が取材に走り回ってWebサイトを通しあなたの故郷は頑張っていますよ! とブログで伝えるのも良いかもしれませんし、ネタが無い時は風景のスナップ写真でも構わないと思います。撮りためた写真を使ってフォトアルバム的なコーナーを作るのも効果的かもしれません。住んでいると当たり前に感じている日常的な風景こそが遠く離れた人に対し懐かしさを感じさせるコンテンツなのではないでしょうか。

今、地方自治体の存続がかかっている大切な時だからこそ、我が町の状況を伝えるべきかと思います。Webサイトは遠く離れた人たちに伝える有効な手段のひとつといえます。

たくさんの情報をわかりやすく発信できるか、どんなWebサイトであれば望郷の念を抱き故郷のサイトを利用できるか。その仕組みづくりをお手伝いできたらと考えます。

<高瀬@アイタス

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