ちょっぴりおもしろい会社・少し楽しい社会・わりといい感じの自分。

Web活用備忘録

こんにちは。石川です。

ツイッターにて、タイムライン（つぶやきが時系列でリスト表示される画面）で見かけて気になっていた本を読みました。『ザッポスの奇跡』。

スタッフにはぜひ読んでおいてと声をかけました。この本も当社スタッフ必読本のひとつになるかなーと思います。

この本で紹介されているザッポスのようす、私はちょっと引く感じも実はあります。アメリカだなぁと思いますし、私含め、恥ずかしがり屋の日本人にはなかなかできないのではと。

わりと醒めている私からすると、日本国内における企業文化の醸成事例でも「それって無理してない？」と感じてしまうケースがあります。熱狂とか、カリスマとか、その渦中にいるのは苦手で、輪を離れて観察しているくらいが私の心性にもなじむ立ち位置なので。

ただ、そこは味付けの問題であって、本質ではない。

ポイントは、会社を良くしていくのは誰なのかということなのかなぁと。

当社アイタスの理念的なものとして、今は、以下を掲げています。

なにか判断に迷ったとき、選択・決断を迫られたとき、上記とマッチするのはどれなのか。さらにフィットさせるためにはどのようにすると良いのか。

最初に見るべきもの・最後に見るべきものとして、この理念的なものがあります。

短期的視野で見て課題を解決できる方法があったとしても、上記理念と明確に相反しているのであれば、それは取るべき方法ではない、と。

上記リスト4番目の“自分たち自身が「ここで仕事をしたい」と思える会社づくりを実践しつづける”。スタッフ全員に「この本、読んでおいて！」と同じ書籍を人数分用意したりするのは、アイタスでは会社づくりをするよ！　というメッセージでもあります。

ザッポスのような「ものすごくおもしろい会社！」は、私は性に合わないです。照れるし、息切れしそうだし。自分が取り組むなら「たまにちょっぴりおもしろい会社」くらいが良い塩梅だなーと。

「俺とそれ一緒にやらない？」というのが、スタッフへの毎日の気持ちであり、採用時の呼びかけであったりします。

アイタスは完全独立系の会社です。誰かがお膳立てしてくれることはひとつもありません。えんぴつ一本買うのも、パソコンを動かすための電気代も、自分たちの取り組みによって成立します。

同様に、アイタスでの日常がちょっぴりおもしろくなるかどうかも自分次第。実体のない「会社」や代表である私に期待しないほうが良いです。わたし自身は「今日もおもしろいことやってやろう」と仕事を始めます。あなたはあなたでそう思えるかどうか。

そのような私とあなたが「おもしろいことやろうぜ！」と集まった状態が「会社」なのです。

ザッポスやディズニーやリッツカールトン、シアトルのパイク・プレイスは、それぞれに「仕事をすることの意味」を問いつづけ、人生のなかで多くの時間をあてる「仕事の時間」を有意義な豊かなものにしようと取り組んでいます。

アイタスも同様です。

『ザッポスの奇跡』含め、以下にリストするエントリや書籍に共感？　というかおもしろがっていただけるというか（適切な形容が難しいな……）、こういうのが「嫌じゃない」かたは、きっと当社アイタスで一緒にやっていける仲間です。

時間があればこのへんもどうぞ。

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