Web活用備忘録

制作会社側が依頼側との初期商談でもっている観点とは?

2009 年 6 月 16 日

takaseface.jpg
こんにちは。企画・営業の高瀬です。


先日、業界での集まりがありまして、他社の制作担当者さんより「(Webサイト制作会社の)営業マンが書くブログもなかなか考えるところがある」とご意見頂きました。

今回は、私なりにもっているクライアントとの商談時においての観点などを紹介いたします。


  • CMSの運用をおこなえる社内体制か?  更新する内容が少なければ都度外注したほうがトータルコストは抑えられるのではないか?
  • 依頼者がWebサイトに求めて得られるものは具体的に何なのか? Webに求める要望と事業へのフィードバックはミスマッチしていないか?
  • 社内(所内)コンセンサスはとられているか? 決裁者合意のリニューアル企画なのか? HP委員会など担当者以外に関わる人たちは存在するか?
  • SEOやSNSなど具体的な依頼において、内容や将来的にこうしていきたいなどのビジョンを持っているか? SNSを立ち上げただけで、勝手にユーザーが盛り上げてくれるものだと勘違いしていないか? フォローするスタッフ陣容は? 集まらなかった時、次に打つ手だては?
  • Webに望むことと予算感はマッチしているか? 予算に対しての施策は適正か? 限られた予算の中で機能限定したコンテンツを作って効果が望めない場合は、他の施策を施すべきなのではないか?

などなど、これら以外にも当社のヒアリング項目としてもご用意しています。

クライアントからの要望を実現するとともに、本当にクライアントにとってベストな選択肢はなんなのかを常に模索しています。


別の選択肢を提示することで、時には嫌な顔をされることもありますが、きちんとご説明さしあげるとご理解いただけます。

せっかくご依頼いただくのだから、成果を上げていただきたいと、こちらも一所懸命です。


行政で推進しているITコーディネータのかたがたもいらっしゃいますが、まだまだWebサイト専門のかたは少ないと伺います。

また、社内(所内)にWebサイトの専門部署をお持ちでないクライアントも多いです。


よって、外部のWebサイト専門会社として正しい情報、有効な施策、現在ネットでおこなわれている情報を積極的に提供していくことも成果物を納品するとともに大切だと考えています。


<高瀬@アイタス

このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加このエントリをNifty Clipに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをChoixに追加このエントリをnewsingに追加

このエントリのキーワード:,

カテゴリー別一覧

 

キーワード

CMS アイタスの取り組み アイタスってなんだす 動画 Web活用 採用 書籍 セミナー・勉強会 Web施策に力を入れたい 新人スタッフ WordPressで企業サイト構築 Webサイト制作会社 実店舗への集客につなげたい ブランディング確立 魅力や特徴をわかりやすく伝えたい 講座 社内勉強会 ビジネスブログ 事業に活かしたい 企画立案