「インテリジェントな情報取捨がユーザーの目線で行われている」

2003 年 1 月 29 日

浜垣 靖幸 様
gutegrafika 代表

 この度札幌市産業振興センターのパンフレット制作に当たり、アイタス社のオリジナルマップを採用させて頂きました。これまで数百ものマップを書き起こしてきた私めがいうのですから間違いありません。これは使える。

 詳細な地図がその詳しすぎるがゆえに人を迷子にするというのはよく知られているかと思います。

あらゆる道や建物といった情報を盛り込み、カラフルに装われたそれらは地図好き兄貴には好評でも、それを片手に5分後に迫った商談へ急ぐあなたや私には全くもってファッ・・ップ!なはずです。

 さてアイタスのマップはどうでしょう。・・おお、地味だ。そして印象に残らない。印象に残るほど長時間見なくて済むからこそ、ナビゲーションという機能が果たされている。

一体他の凡百の案内マップと何が違うのか。それは一言で言えば、「インテリジェントな情報取捨がユーザーの目線で行われいる」という点につきる。

 しかしなぜあのアイタスが。おかしい、何かある。そういえば頂いたデータも二次加工を考えて分かりやすくレイヤードされていたっけ。

んんむ、もしやウイルスでも仕込んであるのではとウイルススキャンをかけてみて、私は発見してしまった。そこに仕込まれていたのは「案内マップを入り口にした顧客サービス全体へのソリューション」だったのだ。

2003.01.29

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